拘置所と刑務所の違いとは

拘置所と刑務所の違い

拘置所と刑務所の違い

- 概要 -

拘置所とは、死刑囚や未決囚をを特定期間収容する施設のことである。刑務所とは、刑罰を罰するために収容する施設のことである。

- 詳しい解説 -

拘置所とは、未決囚や死刑囚を特定期間収容する施設のことである。日本国外では、逮捕された直後から拘置所へと収容されることが多い。日本では、まず留置場に収容され、実刑が下るまでの間のみ拘置所へ収容される。これは、日本とその他外国での法律の違いによるものである。拘置所は全国に8か所設置されていて、その支所を合わせると計111箇所に施設がある。

刑務所とは、法令違反によって実刑判決が出た人が収容される施設のことである。拘置所で実刑判決がくだされるのを待ち、その後判決後にこの刑務所へと移動する。刑務所へ収容される者は、身柄を拘束される罰という理由から収容されている。日本では、死刑の判決が出された場合には、刑務所ではなく、死刑実行の施設がある、拘置所へ収容される。