- 概要 -
警部補とは、警察官の階級のことで、巡査部長に比べると、警部補の方が位が上になるので、警部補は巡査部長に対して、指示を出すことになる。
- 詳しい解説 -
警部補とは、警察法に規定される、日本の警察官の階級のことである。階級は警部の下であり、巡査部長の上にあたる。交番では、ハコ長とも呼ばれる、交番の責任者となる。業務内容では、取り調べなどの調書作成、身柄の引き渡しなどかでき、各種令状請求ができるようになる。警部補の階級は、警察官全体の中では、警視総監、警視監、警視庁、警視正、警視、警部に続いて、警部補となり、第7位となる位置付けである。
それに対して、巡査部長とは、警部補の下にあたる階級であり、警部補の指示のもと、業務にあたることになる。その下は巡査であり、地方警察官採用試験に合格し、都道府県警に採用された者、いわゆるノンキャリと呼ばれる場合には、初任は巡査からスタートすることになる。