警察と検察の違いとは

警察と検察の違い

警察と検察の違い

- 概要 -

警察というのは、国民の安全を守るため、犯罪を取り締まり、犯人を逮捕したり、秩序を守ったりする働きがある。検察というのは、警察が逮捕した被疑者を、起訴して裁判にかけるか、または不起訴にするかという判断を下す働きがある。

- 詳しい解説 -

警察というのは、国民の安全を守るため、犯罪を取り締まり、犯人を逮捕したり、秩序を守ったりする働きがある。一言に警察といっても、部署や役職によって、その仕事内容はさまざまである。身近なところでは、刑事や交番の駐在員、交通取り締まりなどがある。刑事は犯罪を犯した人を逮捕する。

それに対して、検察というのは、警察が逮捕した被疑者を、起訴して裁判にかけるか、または不起訴にするかという判断を下す働きがある。つまり、警察とつながりを持って、事件を調べて、起訴するのかしないのか、審議をするための機関である。その決定をする権利は警察にはなく、検察にあるので、警察は検察に対して、事件の詳細、被疑者の身柄や証拠品などを提出する必要があるのである。どちらも重要な役割だが、仕事の内容は全く違っている。