君主と元首の違いとは

君主と元首の違い

君主と元首の違い

- 概要 -

君主とは日本でいうところの天皇の地位のこと。元首とは、外国へ対して国を代表する機関のことであるため、日本でいうと国家機関である、総理大臣等のことである。

- 詳しい解説 -

君主とは、その国を治める長、最高位の者ということで、日本でいうところの天皇陛下ということになる。実際のところは総理大臣等、国を治めるという行為をしている人がいるのは確かだが、現在の日本の最高地位となれば天皇である。元首とは、大日本国憲法では天皇とされていたが、現在の日本国憲法では正式な規定はない。そのため、現代の元首とは、国際法に基づいたもので、外国とのやり取りの際に日本という国家を代表して行動する者、またはその権限を持っている機関、すなわち国家機関なので、総理大臣と言える。

実際のところは、外務省や外交官などその分野を専門として受け持っている機関もあるが、それをまとめているのは総理大臣ということで、日本の元首は総理大臣である、と言っても良い。