国1と国2の違いとは

国1と国2の違い

国1と国2の違い

- 概要 -

国1とは国家公務員1種の略称であり、2種よりも高度な試験がある。国2とは国家公務員2種の略称であり、1種よりも下の位置にある。

- 詳しい解説 -

公務員には、2つの種類に分かれている。1つは各地方の役場や役所での業務が主となる地方公務員。もう一つが国家公務員1種と国家公務員2種から成る、国家公務員である。どれも国が開催する試験への合格が必要となる。

国1とは国家公務員1種のことである。これは、公務員の中でも最高位に立つため、試験の難易度は合格率が5パーセント程しかない。しかしこの国家公務員1種をとれば確実に職や給料があるという点で受験者数はいまだに高いままである。業務内容としては、キャリアと呼ばれる、各省庁の幹部クラスの業務など重要な業務が多くなり、その分収入も2種と比べ違いが出る。

国2とは国家公務員2種のことである。主に、地方の機関や付属機関での業務となり、出世しても課長クラスということで1種とは大きく異なってくる。しかし、現在は採用人数の問題により地方公務員の試験よりも通りやすいという点では人気がある試験となっている。