筋違いと捻挫の違いとは

筋違いと捻挫の違い

筋違いと捻挫の違い

- 概要 -

筋違いとは、筋肉や腱を無理に伸ばすことによって起こる外傷のことで、捻挫というのは、靭帯の外傷のことを表している。

- 詳しい解説 -

筋違いとは、筋肉や腱を無理に伸ばすことによって起こる外傷のことで、筋挫傷(きんざしょう)と呼ばれる。筋組織を伸ばしてしまう軽い症状のものから、組織が完全に断裂してしまうような、重度のものまで、さまざまである。その症状によって、治療期間も異なってくる。

それに対して、捻挫というのは、靭帯の外傷のことを表している。靭帯とは骨と骨とをつないでいる組織のことで、関節が動ける範囲を超えて、脱臼などをしないように防いでいる。ひねったりしてしまうことで、無理に動かされた時に、靭帯が傷ついてしまった場合、捻挫してしまう。捻挫も、治療期間はその程度によるが、ひねっただけと思って、病院に行かないと、長引いてしまうこともある。後遺症の原因にもなるので、捻挫した場合はすぐに病院に行った方が良い。