- 概要 -
協奏曲とは、ピアノやヴァイオリンなどの独奏者が主導してメロディーを作っていて、オーケストラはこれをサポートするような演奏をする。交響曲とはさまざまな楽器のアンサンブルによる音の調和のことである。
- 詳しい解説 -
協奏曲とは、ピアノやヴァイオリンなどの独奏者が主導してメロディーを作っていて、そこにオーケストラはこれをサポートするような演奏をする。例えば、ピアノがメインで歌うようにメロディーラインを演奏して、それを盛り上げるような演奏を奏でているのがオーケストラである。この場合には、ピアノ協奏曲となる。
それに対して、交響曲とはさまざまな楽器のアンサンブルによる音の調和のことである。どの楽器がメインか、ということよりも、違う楽器が奏でるメロディーによって生まれるハーモニーの美しさを楽しむための音楽である。相性の良い楽器の音色や、斬新な組み合わせでのハーモニーなど、その可能性は無限といっても良いほどある。音の重なりやコンビネーションを大切にしている。