- 概要 -
旧約聖書とは、ユダヤ教の契約の聖書のことを指す。新約聖書とは、キリスト教目線の契約の聖書のことを指す。
- 詳しい解説 -
旧約聖書とは、キリスト教徒から見たときの昔の聖書のことである。これには古代ユダヤ人、イスラエル人の聖典が記載されているものである。これはキリスト教の聖典でもあったわけだが、キリスト教徒はそれを改め、新約聖書を作成した。よって、ユダヤ教にとっては旧約聖書が現在でもたった一つの聖典というわけなので、これを旧約聖書と呼ぶことはない。この呼び方はキリスト教のみが発言している。また、キリスト教徒以外の人がこれを旧約聖書と呼ぶこともない。
内容の違いには大きな違いがある。旧約聖書が、神と人間の古い契約であり、新約聖書が新しい契約という意味を持っている。新約聖書はイエスキリストの教えから書かれているものなので、ここで上記のようなユダヤ人との離別ができてしまったと考えられる。