忌中と喪中の違いとは

忌中と喪中の違い

忌中と喪中の違い

- 概要 -

忌中とは、亡くなってから49日までの間のことであり、喪中は49日を含めて、長さは亡くなった人とどの程度親しかったかによるものである。

- 詳しい解説 -

忌中というのは、亡くなってから49日までの間のことを言う。古来から、死を恐れて、ケガレとして忌んできたので、そのケガレを身近に近づけないようにするという文化があった。人が亡くなってから49日間のこの期間は、世間に対しても諸事を慎むように心がけ、49日が過ぎたら忌明けとなる。

喪中というのは、人が亡くなったことに対する悲しみを表す期間とされている。喪服を着て悲しみを表す期間ともされており、服喪中という。これは、亡くなった人との関係や、どれだけ親しかったかということに関係してくる。その期間はまちまちで、その人の悲しみのレベルによる。基本的には、長くても1年で、例えば父や母が亡くなった場合である。長くても1年を過ぎたら、平常の生活に戻るようにという習わしがある。