紀元と西暦の違いとは

紀元と西暦の違い

紀元と西暦の違い

- 概要 -

紀元とは、イエスキリストが生まれた次の年のこととされている。西暦とは、紀元を0として数えた年のことである。

- 詳しい解説 -

紀元とは、一つの出来事が起こった年を1とし、そこからの年月の経過を表すときに使用する紀年法である。これは、一番最初は0ではなく1とされている。また、この紀元よりも前にさかのぼる場合には、紀元前という言葉が使用される。これも紀元前0年という言い方はせず、紀元前1年という言い方となる。

西暦とは、イエスキリストが生まれた年を紀元とした紀年法である。よって、西暦2000年の場合、イエスキリストが生まれて2000年が経つということである。これは世界共通の紀年法である。これに対し、日本では、独自の紀年法として、和暦または邦暦というものがある。平成12年が西暦2000年に当たり、現在の日本での公共文書などでは主に西暦と和暦が多く使用されている。