- 概要 -
かんぴょうとは、夕顔という瓜科の植物をもとに作られる食べ物のことである。冬瓜とは、瓜科の植物で、夏に収穫されて食べられる。
- 詳しい解説 -
かんぴょうとは、夕顔という瓜科の植物をもとに作られる食べ物のことである。7月中旬に収穫され、夕顔は夕方に花が咲いて、朝にはしぼむ花のことである。この夕顔の実からできるのが、かんぴょうである。かんぴょうといえば、昆布巻きなどに巻かれている、食べられる紐のようなもののことである。歯ごたえがあり、くせがないので、味がよく染み込んで美味しい食材である。巻き寿司にも欠かせない具で、日本料理には、古くから親しまれているかんぴょうである。
それに対して冬瓜とは、瓜科の植物で、夏に収穫されて食べられる。夕顔の実と見た目が似ているが、夕顔よりも硬く、緑色をしているのが特徴である。冬瓜は、冬と書くけれど、夏に収穫される野菜で、瓜科なのでカリウムが多く含まれており、夏バテなどに良いとされている。