観音と大仏の違いとは

観音と大仏の違い

観音と大仏の違い

- 概要 -

観音とは、観世音菩薩の略であり、菩薩の中の一種である。阿弥陀如来の化身ともされており、古くから日本人に崇められている。大仏とは、丈六(約?.85m)以上の大きな仏像のことを表す。

- 詳しい解説 -

観音とは、観世音菩薩の略であり、菩薩の中の一種である。阿弥陀如来の化身ともされており、古くから日本人に崇められている。菩薩で悟りを求めて修行をしている者、如来の慈悲行を実践して、人々を救う者とされている。如来には直接聞いてもらえないので、菩薩にお願いして、伝えてもらうと信じられている。

それに対して、大仏とは、丈六(約?.85m)以上の大きな仏像のことを表す。その種類は色々あり、釈迦如来、阿弥陀如来などがある。如来は、悟りを開いた者、最高位の仏のことを表している。有名な、鎌倉の大仏は阿弥陀様にあたる。奈良の大仏はというと、東大寺盧舎那仏像という正式名称にもあるように、盧舎那仏である。これは大変有名で、俗に言う「奈良の大仏」である。