広東語と北京語の違いとは

広東語と北京語の違い

広東語と北京語の違い

- 概要 -

広東語は、中国の広東、広西地域で話される言葉のことである。北京語は、中国の北京で話される言葉のことである。

- 詳しい解説 -

広東語とは、中国の広東、広西地方を中心とし、香港やマカオなどの広範囲で話されている言葉の一つである。これは、中国語の中では方言の部類に入っている。しかし、香港ではテレビなどでは公用用語として利用されているなど、多くの人が使用しているので方言といってもその範囲は広い。類似している北京語との違いとして、広東語は古中国語と共通するものが多いとされている。

北京語とは、中国の北京で話されている言葉である。これも北京の方言とされている。現代の中国語は、この北京語の発音を基本としている。これは、日本でいう標準語だが、日本でも標準語と東京方言があるように、北京語も標準語と日常会話で使用する方言とでは異なっている。この日常会話で使用される方言のことを、京片子と呼ぶ。