間接税と直接税の違いとは

間接税と直接税の違い

間接税と直接税の違い

- 概要 -

間接税とは、税金を納める人と負担する人が異なっている租税のことである。直接税とは、税金を納める人が直接納める税金のことである。

- 詳しい解説 -

間接税とは、税金を納めなければならない人と異なる人が税金を納めるということである。酒税やたばこ税は、消費者が税金を払い、その販売者が国へ税金を納めるというように、実際に税金を納めなければならない人以外の人が納税を行っている。このような税が間接税である。他にも最も身近な間接税としては、消費税があげられる。一般的にはこのことを租税の転嫁と呼び、この際販売者側は商品価値に税金分の金額を上乗せして販売している。

直接税とは、税金を納めなければならない人が自分の名義を用いて自分で納税する税金のことである。所得税や法人税がこれに当たり、自身で申請をし、自分名義で直接納税をする。よって、間接税は、全国民に共通した金額であるが、直接税の場合には収入によって税の額が変わってくる。