カルテと診断書の違いとは

カルテと診断書の違い

カルテと診断書の違い

- 概要 -

カルテとは、病院で医師が患者の症状などを記録する、診療記録のことであり、診断書とは、治療や入院についての手段を証明するために、医師が発行する書類である。

- 詳しい解説 -

カルテとは、病院での患者の診療記録のことである。医師が診察をした際の、身体所見、検査結果、診断や処置など、患者に関することを記録し、病院のスタッフ間で保管する記録のことである。以前はドイツ語が使われていたが、最近は日本語、英語で行われることが多くなってきたようである。病気のことを記録することが主であり、その記録だけでは診断書のような法的効力はない。

それに対して、診断書というのは、医師が患者の病状、怪我や障害、治療に要した入院や手術などの手段を、証明するために発行する書類である。これは、正式な証明として、法的効力を持っている。医師は、患者の能力に関する有無を判断し、それを証明するために診断書を発行したり、死亡診断書を発行したりする。