- 概要 -
華氏とは、人間が作ることのできる温度の最低を０とした温度のことで、摂氏とは、水の融点を０、沸点を１００とした温度のことである。
- 詳しい解説 -
華氏とは、人間が作ることのできる温度の最低を０とした温度のことで、ドイツの物理学者ファーレンハイトという人が考案したものである。当時、人間が作ることのできる最低温度（氷とアンモニウムの混合物で約１８℃）人間の体温を９６としたものである。
それに対して、摂氏というのは、スウェーデンの天文学者セルシウスが考案したもので、水の融点を０、沸点を１００とした温度のことである。これは、一般的に誰でも知っている温度のことである。そして、考案者のセルシウスの名前の、中国語表記は「摂修」となるので、そこから摂氏と言われるようになったのではないかと思われる。日本やヨーロッパでは現在国際単位である℃が使われtいるが、アメリカなどでは未だに華氏が使われていることもある。