- 概要 -
果実酒とは、果実を発酵させた醸造酒のことである。リキュールとは、蒸留酒に果汁や砂糖などを加えた混成酒のことである。
- 詳しい解説 -
果実酒とは、酒税法により、果実を発酵させたものであるという規定がある。これは、果汁を原料とした醸造酒である。代表的なものとしては、梅酒などがこれに当たる。ワインや焼酎などのお酒とは異なり、一般的な家庭でも容易に作ることができるため、多くの人に昔から親しまれている。作り方は、果実などを焼酎などに漬けておくという簡単なものである。
リキュールとは、蒸留酒に果実やハーブなどと砂糖などの甘味料を加えたものである。これは、果実酒とは異なり混成酒である。主に、カクテルというリキュールと炭酸飲料などを混ぜたものなどで利用される。また、お菓子作りなどに利用されることもある。果実酒との大きな違いとしては、果汁がどのくらい含まれているかという点である。