化学と科学の違いとは

化学と科学の違い

化学と科学の違い

- 概要 -

化学とは、「ばけがく」と呼んで科学と区別することもあり、物質の構造、性質や物質間の変化を研究する学問のことである。科学とは、一定の対象を独自の目的、方法で体系的に研究する学問のことで、さまざまな学術的活動の総称である。

- 詳しい解説 -

化学とは、「ばけがく」と呼んで科学と区別することもあり、物質の構造、性質や物質間の変化を研究する学問のことである。中学や高校で習った化学、物質記号などが、まさに化学にあたる。英語で言うと、chemistryであり、薬品などを扱う学問のことを言う。

それに対して、科学とは、一定の対象を独自の目的、方法で体系的に研究する学問のことで、さまざまな学術的活動の総称である。狭義では、自然科学のことを表しており、物理学や化学、生物などを含んでいる。広義では、社会科学と人文科学なども含まれるので、非常に広範囲においての学問のことを指していると言える。口頭で化学と科学を使い分けるには、化学のことをばけがくと呼び、科学のことは科学とそのまま読むことで、どちらのことを話しているのか使い分けている。