解散と総辞職の違いとは

解散と総辞職の違い

解散と総辞職の違い

- 概要 -

解散とは、衆議院が解散され、40日以内に総選挙が行われ、そして選挙後30日以内に特別国会で総理大臣の指名が行われることである。総辞職というのは、衆議院選挙を経ずに内閣総理大臣の指名のみが行われることである。

- 詳しい解説 -

解散とは、衆議院が解散され、40日以内に総選挙が行われ、そして選挙後30日以内に特別国会で総理大臣の指名が行われることである。選挙の結果、国民が現在の政権で良いとした場合には、与党が勝利し、その党首が総理に指名される。またはその逆で、野党が勝利した場合には別の誰かが総理に指名されるか、もしくは政界再編されて、新しい連立政権が誕生することになる。

それに対して、総辞職というのは、衆議院選挙を経ずに内閣総理大臣の指名のみが行われることである。議席数に変動がなく、ほとんどの場合は、与野党逆転、ということはない。つまり、内閣の閣僚全員が「辞職する」と言った場合のことである。その後は必ずしも選挙が行われるわけではなく、辞めた人たちに代わるメンバーで、新しい内閣を組閣されることになる。