おもちゃと玩具の違いとは

おもちゃと玩具の違い

おもちゃと玩具の違い

- 概要 -

おもちゃとはもともと、持ち遊ぶものという意味からきている。玩具の玩はおもちゃにする、もてあそぶという意味があることから、おもちゃにする道具のことでおもちゃとなる。

- 詳しい解説 -

おもちゃとは、昔、持ち遊ぶという意味からもちゃと呼ばれていた。それを丁寧におもちゃと呼ぶようになったことから現在でもおもちゃと呼ばれている。玩具という漢字表記は、明治時代の国語統一運動が行われた際、つけられた当て字のような漢字である。意味としては全く同じ意味だが、正しい使い方というと、ひらがなのおもちゃが正しいと言える。

現在では、赤ちゃんや子供の遊ぶもののことをひらがなで”おもちゃ”と呼び、大人がたしなむものなどのことを漢字で”玩具”と呼んでいる傾向が見られる。どちらを使うのも変わりはないが、おのずと使い分けがされている点ではただ単に子供にわかりやすいようにひらがな表記にするか、大人用として区別がしやすいように漢字で表記しているかという単純な理由以外ないのではないだろいうか。