オプションと先物の違いとは

オプションと先物の違い

オプションと先物の違い

- 概要 -

オプションは、権利の取引のことで、先物は売買の契約である。オプションは証拠金取引ではないので、損が出たとしても追加の証拠金はいらない。

- 詳しい解説 -

オプションは、取引と手付金から始めることで、権利だけを取引するので実際の購入義務は発生しない。賃貸で言うところの、手付金のようなものと考えると分かり易い。他の客にその物件を取られてしまうと困るので、まだ他にも物件を見ているけれど、手付金を払って取り置きしてもらう。満期までに支払わなかった場合には、オプションの価値はなくなり、投資資金を失うことになる。

オプションでは、買い手によって売り手に対してプレミアムが支払われる。先物にはこれがないけれど、レバリッジをかけることができる。

先物は、売買の差額金額によって利益を得ること。期日までに差金決済をして、数字だけの取引も可能になる。レバリッジによって投資資金の数倍の取引を行ったとしても、変動率が変わることはないので、価値がなくなってしまう、ということはほとんどない。