お新香とお漬物の違いとは

お新香とお漬物の違い

お新香とお漬物の違い

- 概要 -

お新香とお漬物は、呼び方が違うだけで同じものを表している。お新香は「香の物」とも言われ、漬物の香りを表してそう呼ばれるとされている。

- 詳しい解説 -

お新香とお漬物は、野菜を発酵させて作る伝統のものであり、呼び方が違うだけで、同じものを表している。お漬物のことを上品に言うと「お新香」になるとも言われており、これは「香の物」という意味がある。お漬物の香りを表している。

また一説には、平安時代の遊びで、「聞香」(もんこう)というものがあり、香りを炊いてその種類を当てるという、香り当てゲームのようなことがあり、その際に休憩として食べていたのがお漬物である。その時には、香の物と呼ばれていたお漬物は香りが強く、味噌漬けなどが主流だったそうだが、時代とともに様々な種類のお漬物ができ、新しい香の物、お新香と呼ばれるようになったとも言われている。お漬物でもお新香でも、どちらでも好きな方で読んで良い。