おこわと赤飯の違いとは

おこわと赤飯の違い

おこわと赤飯の違い

- 概要 -

おこわとは、もち米をだし汁とともに炊いたご飯のことである。赤飯とはおこわの一種で、おこはに小豆を入れて炊いたご飯のことである。

- 詳しい解説 -

おこわとは、もち米をだし汁で蒸したご飯のことである。語源は堅いごはんをこわいごはんといったことから始まり、それがおこわとなった。普通の白米と比べると、もち米を利用している分、粘り気が強く弾力があるのが特徴的である。また、おこわは、祝いの席で用いられる日本料理の一つである。

対して、赤飯はおこわの一種である。おこわがだし汁ともち米を炊くというものに対し、赤飯はそれに小豆などを入れる。地域によっては、小豆ではなく落花生を入れたり、ゴマ砂糖をかけて食べるという食べ方をするところもある。これもまた祝いの席では多くみられる。

現在ではどちらもコンビニエンスストアやスーパーなどで、おにぎりなどに加工され販売されている。白米と比べるともち米を使用している分、カロリーが高いが、成分をみると高い栄養素が多いため、健康には良い。