遠視と近視の違いとは

遠視と近視の違い

遠視と近視の違い

- 概要 -

遠視というのは、網膜の後ろの方へ行ってもどこでも焦点を結ばない状態のことを言う。近視というのは網膜の前で焦点を結んでしまうので遠くが見えにくくなることである。

- 詳しい解説 -

遠視というのは、網膜の後ろの方へ行ってもどこでも焦点を結ばない状態のことを言う。遠視というと、近視とは逆と考えて、遠くはよく見えるもの、と勘違いされがちだが、遠視の場合、近くも遠くもよく見えない、という状態なのである。子供のうちに矯正しないと弱視になりやすいと言われている。

それに対して、近視というのは網膜の前で焦点を結んでしまうので遠くが見えにくくなることである。メガネやコンタクトを使用している人の中で、最も多いと思われる。成長するにしたがってなど、さまざまな理由で、遠くがだんだん見えにくくなり、やがてメガネやコンタクトなしでは見えなくなってしまうことである。矯正するには凹レンズを使う。よく、暗い中で本を読んだり、テレビを近くで見過ぎると、近視になりやすいと言われる。