演歌と歌謡曲の違いとは

演歌と歌謡曲の違い

演歌と歌謡曲の違い

- 概要 -

演歌とは、日本独自の伝統音楽のことで、音階は「ヨナ抜き音階」が多いのが特徴で、歌謡曲とは、日本のポピュラー音楽全体のことを言う。

- 詳しい解説 -

演歌とは、日本独自の伝統音楽のことであり、民謡や小唄なども含まれている。音階は、ヨナ抜き音階という独特の音階が多く、歌い上げるような力強い歌い方が特徴である。演歌歌手でも、歌謡曲を歌う場合もあるが、基本的に「演歌歌手」と名乗っていれば、どんな歌を歌っても、演歌歌手である。

それに対して歌謡曲というのは、日本で人気のある曲、歌手が歌詞付きで歌っている曲全般のことを言う。歌謡曲を歌っている歌手だからと言って、演歌を歌ってはいけないというわけでもなく、場合によって演歌を歌ったり、演歌歌手だったけれど、途中から歌謡曲を歌うようになる場合もある。事務所やプロダクションが「演歌歌手」か「歌謡曲を歌う歌手」なのかを決めていて、その歌手の売り出し方と言っても良い。