江戸間と京間の違いとは

江戸間と京間の違い

江戸間と京間の違い

- 概要 -

江戸間は、一帖が88×176という規定のものを指す。京間とは、1帖が95.5×191の規定の物であり、本間とも呼ぶ。

- 詳しい解説 -

江戸間も京間も共に、畳の大きさの規格を表すものである。他にも、中京間や団地間などが有名な種類としてあげられる。各地方によって使用する大きさの違いがあり、現在でもその名残は残っている。

江戸間とは、田舎間とも呼ばれ一帖の大きさが88×176のものをさす。一般的な4種類から見ると、団地間よりも少し大きく、その他よりは小さい。これは主に、三重県の伊勢地方や関東と東北地方の一部地域で使用されている。

京間は、別名本間、関西間と呼ばれるもので、最も日本で使用されている畳の大きさのことである。これは、一帖が95.5×191という規定がある。西日本のほぼ全域で使用されている。

現在では地域にとらわれず、建築業界の進展によりどこの地域でもその建造物に合った間を使用するなどして発展を遂げている。