ウールとカシミアの違いとは

ウールとカシミアの違い

ウールとカシミアの違い

- 概要 -

ウールとは、羊の毛でできた加工品のことで、セーターなどに使用される。カシミアとは、カシミール地方にいるヤギの毛のことであり、生産量が少なくなってきたことから、高級品である。

- 詳しい解説 -

ウールとは、羊の毛でできた衣類などの加工品のことである。毛玉ができにくく、扱いやすいのが特徴で、冬服のセーターなどは、保温性があり、しっかりと温めてくれる。厚みがあり、寒さをしのぐにはぴったりで、丈夫にできているのが特徴である。光沢はあまりなく、人によっては、チクチクするのが苦手、という人もいる。

それに対して、カシミアというのは、カシミール地方にいるヤギのことである。このヤギの生産量が減ってきたことから、高級品となっている。カシミアは、保温性が高く、軽くてふんわりとしている。カシミアは一本一本の繊維が細くて長いので、空気うぃ含みやすくできており、着心地が良い。光沢があり、高級感、上品さがあるので、人気である。その一方で、繊細な衣類なので、破れたり、しみになったりしやすいという点もある。