イナゴとトノサマバッタの違いとは

イナゴとトノサマバッタの違い

イナゴとトノサマバッタの違い

- 概要 -

イナゴとは、バッタ亜目イナゴ科の一種のことである。トノサマバッタとは、バッタ科のトノサマバッタ属に分類されるバッタのことである。

- 詳しい解説 -

イナゴとは、バッタ亜目イナゴ科に属しているバッタのことである。日本では一部地方、特に長野県信州などでは、昔から佃煮やイナゴ焼きなどに加工して食されている。また、田んぼなどの害虫を駆除してくれるため好まれて、故意に放しているところもある。大きさは大きくても5センチほどなのでバッタの中では一般的なサイズであるといえる。色は一般的なバッタと同様緑色で黒いラインが入っているのが特徴である。

トノサマバッタとは、バッタ科のトノサマバッタ属に属しているバッタのことである。日本のみならずアフリカなどにも生息していて、ダイミョウバッタなどとも呼ばれている。大きさは大きいもので7センチほどにもなるので、バッタの中では大きいほうである。また、雄と雌で比べると、メスの方が大きいというのもこのトノサマバッタの特徴である。これには、緑色のものと、茶色のような褐色の2種類のものがある。