一般公開とロードショーの違いとは

一般公開とロードショーの違い

一般公開とロードショーの違い

- 概要 -

一般公開とは、映画が完成した後に、配給元が国内や世界に配給上映することを意味している。ロードショーとは、演劇界の言葉だったもので、地方巡業のことを言っていた。

- 詳しい解説 -

一般公開とは、映画が完成した後に、配給元が国内や世界に配給上映することを意味している。映画が完成しても、すぐに一般公開されるかと言うとそうでもなく、十分なコマーシャルや、試写会など、さまざまなイベントや手順を踏んでから、一般公開へと踏み切るのが一般的である。一般公開になると、日本全国、または海外の映画館などで、その映画を一般の人も鑑賞することができるようになる。

それに対して、ロードショーとは、演劇界の言葉だったもので、地方巡業のことを言っていた。無名の劇団が、いきなりブロードウェイの舞台に立つことなど考えられない。そこで、地方をまわって巡業を行うのが普通だったことから、その下積みのことをロードショーと言うのである。映画でも、一般公開で大都市で公開する前に、まずは地方でロードショー、という形で使うこともある。