- 概要 -
商品名に○○牛乳と、表記するためには乳成分がある程度の基準を満たさなければいけない。そのため、いちごオレはいちご牛乳と呼ぶことができるまでの基準を満たしていないものとなる。逆にいちご牛乳と表記してあるものは生粋のいちご牛乳だと言える。
- 詳しい解説 -
乳製品において、牛乳と表記するためには成分が牛乳100パーセントか、100パーセントに極めて近い原料が入っていることが必須となっている。そのため、一般的に売られている牛乳でもその成分を水等で薄めてある「乳飲料」というものも少なくはない。オレもその中の一つである。
オレというのはフランス語で「〜入りの」という意味なので、少しでも牛乳が入っていればオレと記載することができる。そのため、現在では、いちご牛乳ではなくいちごオレとして店頭に並んでいるものが多い。いちごミルクなどもこの後者のオレと同様の扱いである。”オレ”がフランス語表記なら”ミルク”は英語表記というだけの違いであるため、成分としては変わりはない。よって、より牛乳感があるものを飲みたいという場合は牛乳という表記がついたものを選ぶことが必要。