アンゴラとカシミアの違いとは

アンゴラとカシミアの違い

アンゴラとカシミアの違い

- 概要 -

アンゴラとは、アンゴラ種の動物の毛からとった繊維や布のことである。カシミアとは、カシミアヤギからとった繊維のことを指す。

- 詳しい解説 -

アンゴラとは、アンゴラ種のヤギやウサギの毛の繊維のことを指す。主にコートやセーターなどに利用されている。柔らかく軽いが暖かいのが特徴的なので、主に冬物の服に使用されている。しかし、その毛はもろく落ちてしまうので安価で販売されることが多い。

カシミヤとは、カシミヤヤギの毛から生成された繊維のことを指す。カシミヤヤギは寒暖差の激しい地域に生息していて、その土地に応じ外側に粗い毛を、内側に柔らかく暖かい毛をもっている。この繊維等に使用されるのは、内側にある柔らかい毛の方である。しかし、カシミヤヤギ1頭に対して、繊維は約200グラムほどしか取れないため、その加工品などは高価で取引されている。しかし、その着心地や付け心地はよく、上質で温かく、繊維の宝石と呼ばれるほど人気のあるものである。