編み物と織物の違いとは

編み物と織物の違い

編み物と織物の違い

- 概要 -

編み物とは、糸を使ってループを作り、そこに次の糸を引っ掛けていくことで作り上げていく編地のことであり、織物とは、縦糸と横糸が直角に交わり、平面的で隙間のない織地のことである。

- 詳しい解説 -

編み物とは、糸を使ってループを作り、そこに次の糸を引っ掛けていくことで作り上げていく編地のことであり一般的にニットとも呼ばれる。手編みの場合には、編み針、編棒を使って、毛糸を引っ掛けていく作業を延々と続けることで、編地が出来上がっていく。また、機械の場合には、横網機で編まれたものをニットと呼び、丸編機、経編機で反物状に編まれたものを、ジャージと呼ぶ。編み物には、伸縮性があるのが特徴である。

それに対して織物とは、織物とは、縦糸と横糸が直角に交わり、平面的で隙間のない織地のことである。織物の場合には、縦横に伸縮性がなく、通気性が低いことが特徴である。生地にはハリがあり、肌触りはなめらかである。しわになりやすいという特徴も持っている。