DNAとRNAの違いとは

DNAとRNAの違い

DNAとRNAの違い

- 概要 -

DNAとは、一般的に遺伝子と呼ばれているもののことである。人間でいうと、見た目の特徴や生まれ持った能力などのことを言うことが多い。 RNAとは、DNAの遺伝情報を写しとったり、特定のアミノ酸と結合してそれをリボソームまで運んだりする働きを持っている。

- 詳しい解説 -

DNAとは、一般的に遺伝子と呼ばれているもののことである。人間でいうと、見た目の特徴や生まれ持った能力などのことを言うことが多い。「親から受け継いだDNA」といった場合には、親と似た部分、顔や体の特徴や、生まれ持った能力や才能などのことを言う。

それに対して、RNAとは、DNAの遺伝情報を写しとったり、特定のアミノ酸と結合してそれをリボソームまで運んだりする働きを持っている。また、RNAはたんぱく質を作る時に使われる。つまり、RNAを利用することによって、DNAに書かれている遺伝情報をコピーすることができたり、アミノ酸を合成することができたりするのである。RNAは一本の鎖でできていると考えることができ、それに比べるとDNAは、日本の長い鎖が螺旋状に結合していることになる。